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竜の血のような深紅が豊かさと活力を引き寄せる
シナバーの石言葉/キーワード
豊かさ、金運、財力、威厳、権力、気品、優雅さ
シナバーの特徴
硫化鉱物の一種。
有機水銀や水に溶けやすい水銀の化合物に比べると、水に溶けにくく毒性は低い。
水銀の原料や赤色の顔料として用いられてきた。
安山岩の中に水晶と共生して発見されたり、黒雲母花崗岩の中からも発見される。
辰砂単体での結晶をなすことは少ない。
温泉の沈殿物としても形成されることがある。
赤色が鮮やかで空気にされされても変色しないため、顔料として使われることが多かった。
しかし、光にあたると黒っぽく変色してしまうことも。
近年は流通量が減り、価格も高騰している。
名前の由来
日本語では「辰砂(しんしゃ)」と呼ばれる。
中国の辰州(現在の湖南省)で産出するため、こう呼ばれる。
「鶏血石(けいけっせき)」「朱砂(しゅさ)」と呼ばれることも。
英語名はギリシャ語でKinnabaris(赤い絵の具)という説、
ペルシア語zinjirfrah、アラビア語zinjafr(どちらも竜の血、もしくは赤色の絵の具という意味)という説がある。
また、英語圏ではDragon’s blood(ドラゴンブラッド)とも。
辰砂から取れる色素はバーミリオン(Vermilion)、丹(に、たん)と呼ばれる。
シナバーの伝承・いわれ
古来、中国やインドでは不老長寿の霊薬と信じられていた。
道教において、辰砂を原料とした錬丹術(丹薬を作る)が発達。
辰砂で作った薬を飲むと不老不死になり、空を飛び、神々や仙人の境地を手に入れられるとされていた。
現代でも漢方薬で辰砂が取り扱われることがある。
鎮静や解毒の作用で、精神不安定や不眠症、眩暈などに効果がある。
大量に摂取すると水銀中毒になる。
古代中国の皇帝たちは辰砂を多量に服用していたため、短命であったという。
※服用には必ず医療機関や漢方薬局などの専門家からの指示が必要です※
「賢者の石」とも呼ばれ、ハリー・ポッターシリーズの中でも「賢者の石」として辰砂の一種が登場している。
中世ヨーロッパにおいて、錬金術が盛んだったころ、
水銀に何らかの反応を繰り返すことで「賢者の石」になると考えられていた。
日本では高松塚遺跡の壁画の塗料が、辰砂だということが判明している。
世界各地の遺跡の壁画などで辰砂は塗料としてよく使われていた。
シナバーの効果・意味
持つものに豊かさを引き寄せてくれると言われる辰砂。
外見的な気品、優雅さ、
内面的な威厳、権力を与えてくれることから、
人格を高めたり、イメージを変えたいときにサポートしてくれる。
金運、財力、物事を順調に遂行して成功に導くエネルギーがある。
販売業をしている人には説得力と積極性を高め、強引になるのではなく努力を繁栄に繋げてくれるだろう。
組織、社会事業、商取引、金融関係にも。
エネルギーの閉塞感を解放してくれる面も。
パワーの特性
- エネルギーの活性
- 金運アップ
- 財力アップ
- パワーをもたらす
- 物事を発展させる
- 活力を高める
- 説得力アップ
- 積極性アップ
シナバーはこんな時におすすめ
- 金運アップしたいときに
- 仕事運をアップしたいときに
- 販売業をしている人に
- 金融関係の仕事や取引のお守りに
- 目標達成したいときに
対応チャクラ
第1チャクラ、第2チャクラ、第3チャクラ、第6チャクラ
誕生石、星座、天体、数秘など
星座:獅子座
天体:火星
数秘:1
浄化方法、お手入れ
水晶、セージ、音
取り扱い時の注意
絶対に体内に入れないこと、取り扱った後は必ず手を洗うこと
鉱物データ
鉱物名 | 辰砂 |
英名 | Cinnabar, Dragon’s blood |
和名 | 辰砂 |
化学組成 | HgS |
結晶系 | 六方晶系(三方晶系) |
へき開 | 一方向に完璧 |
硬度 | 2~2.5 |
光沢 | 金属光沢、金剛光沢 |
産地 | 中国、オーストラリア、ヨーロッパ、メキシコ、アメリカなど |
色 | 針部分は赤、赤茶色、銅、こげ茶色 |
よく似た石 | なし |