クンツァイト｜意味、効果、伝承、鉱物データ

穏やかな愛に包まれる、慈愛の石

クンツァイトの石言葉/キーワード

慈悲、高次の愛、共感、無償の愛、母性

クンツァイトの特徴

珪酸塩鉱物のリチア輝石「Spodumene」の中でもピンク色から薄紫色のもの。
緑は「ヒデナイト」黄緑色は「トリフェーン」と呼ばれるが、取扱店舗や書籍によっては緑や黄緑色のものもクンツァイトと呼ぶところも。

花崗岩室ペグマタイト中に、レピドライト（リチア雲母）、エルバイト（リチア電気石、トルマリンの一種）などのリチウム鉱物とよく共産する。

単斜晶系に属し、かなり大きな結晶や塊状で見つかることが多い。
柱状結晶の場合は垂直軸に平行な条線や溝がよくある。

透明から半透明でガラス光沢をもち、劈開は完全、断口は不平坦状を示す。

見る角度によって色が変化する、多色性を持つ。
非加熱のものは非常に色が薄いため、色の濃い天然石は最高級品。
近年、産出量が減ったため、希少性が高まっている。

褪色するため、日光は避けるようにすると◎

「クンツァイト」の名前はアメリカの宝石の権威者、Kuna 博士の名前にちなんだもの。
1902年、アメリカ・カリフォルニア州で最初に発見されたため、カリフォルニア・アイリスとも呼ばれる。

クンツァイトの効果・意味

クンツァイトは、無限の愛、自然の恵み、純化された存在を表すと言われている。

純粋さを貫き、肉体と精神、感情のバランスを保って安定させながらも、さまざまなものを浄化する力があると伝えられているのだ。

クンツァイトについて紹介していく。

慈愛の心を育む

クンツァイトは、慈愛の心をもたらし、持ち主の心に優しさを与え、他者への愛情を注ぐことの大切さを教えてくれる。

優しい人間でいたいのに、うまく愛情表現ができないと葛藤する気持ちや矛盾した感情を抱いたときにも、ほどよく統合してくれると言われている。

医療関係、福祉関係の人におすすめ

クンツァイトは、慈悲深い心を呼び起こす作用があるため、育児中の人や家族の介護をしている人、保育士、看護師など福祉関係の仕事をしている人にもおすすめ。

寝付きの悪い赤ちゃんや、うつ、重い病気、気持ちの混乱した家族のお世話をするときにも、穏やかな気持ちになれるようにサポートしてくれるだろう。
特に「理由もわからないが自分の子どもの世話が辛い」と感じ、自分のケアが必要な母親を癒す効果があるという。

寝付きの悪い赤ちゃんや活発すぎる子どももなだめてくれるので、親子そろって穏やかな気持ちになれるはずだ。

試験や面接などの緊張する場面に

クンツァイトは、試験や面接、査定の際にも穏やかな気持ちになれるサポートもしてくれるという。

イライラや憎悪を取り除きたいとき、イライラに気づかれてはいけないような場面でも効果的。

過去の悔いや未来への不安も拭い去り、安心感を与えてくれるエネルギーを持っている。

自分自身の意識改革に

クンツァイトは、多色性という性質もあることから、自分自身の意識改革をサポートしてくれる。
自分自身のキャパシティを広げ、物事を多角的に見て視野を広げられることが期待できる。
そのため、思春期の少女が自分の体の変化に戸惑うようなときにも、変化する自分の体を愛せるためのサポートもしてくれるだろう。

出産後の心身の変化の戸惑いにも◎

恋愛面での効果

クンツァイトは、恋愛面でも素晴らしい効果を発揮してくれるはずだ。

失恋の後に新しい恋を見つけたい時や、煮え切らない恋人と結婚したいときに身につけると◎

信頼できる人間関係を築くサポートをしてくれるだろう。

パワーの特性

• 慈愛、慈悲
• 無償の愛
• 高次の愛
• 共感
• 母性
• 深い安らぎ
• 感情のバランスをとる
• 人間関係を良好に
• 信頼を得る、深める
• ものの見方や価値観を変える
• 自尊心を高める
• 穏やかな気持ち

クンツァイトはこんな時におすすめ

• デートの時
• 人間関係でストレスを感じるときに
• 閉塞感があるときに
• 悲観的な気持ちのときに
• 看病、看護、介護のときに
• 出産後の心身のアンバランスに
• 産後うつの傾向があるときに
• ワンオペ育児中に
• 子どもや恋人、愛情を持つ相手に優しくできなくて辛いときに
• 慈悲深い気持ちを持ちたいときに
• 血液の浄化に

対応チャクラ

第4チャクラ

誕生石、星座、天体、数秘など

誕生石：9月

星座：牡羊座、牡牛座、獅子座、天秤座、蠍座、魚座

天体：金星

数秘：33

浄化方法、お手入れ

月光浴、セージ、音

取り扱い時の注意

流水、直射日光による浄化は避ける

鉱物データ

他の石も検索する