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冷静さと予知能力を与える黄金の石
パイライトの石言葉/キーワード
勝利、意思、防御、保護力、邪気払い、危険回避
パイライトの特徴
鉄に硫黄が結合してできた、代表的な硫化鉱物。
火山活動が活発な場所でよく生成される。
結晶は正六面体(立方体)、五角十二面体、八面体など、人工的にカットされたような形に結晶しやすい。
金に似た黄金の色合いと金属特有の輝きから、金に間違えられる上に財貨として価値がないとされ「愚か者の金」と呼ばれていた。
区別をつけるために、条痕(じょうこん)を見る方法がある。
パイライトの条痕(じょうこん)は緑色や褐色がかった黒色で、金の条痕は金色、黄色。
「愚か者の金」と言われるパイライトだが、金と一緒に発見されることもある。
実は原子レベルでは微量の見えない金を含んでいるものがあることが近年判明した。(2021)
また、再生可能エネルギーの研究が進む中で、パイライトの活用方法や潜在的な価値を探求する科学者たちも。
パイライトの結晶が、他の鉱物のインクルージョンとして見られることも多い。
エメラルド、ダイヤモンド、サファイアの中に見られる例もある。
ラピスラズリのキラキラ輝く金色はパイライトを含むからである。
名称はギリシャ語「pry(火)」に由来。
これは古くは火打ち石として使われていたためだとされる。
15世紀に発明された火打ち石式の銃(ホイールロック)は撃鉄部分にパイライトを使用していた。
18世紀ごろから20世紀初頭は、小さなパイライトの結晶をローズカットしたものをダイヤモンドの代用ジュエリー「マルカジット」として使用していた。
マルカジットは現代ではアンティークジュエリーとして人気がある。
パイライトの伝承・いわれ
古代ギリシャやローマ、インカ帝国の都市の遺跡から発見されたことからも、古い歴史がうかがえる。
アクセサリーや魔除けの護符として使われていたようだ。
ネイティブアメリカンやインカ帝国の人たちの間では、磨いて鏡のようにしたパイライトを水晶のように未来を占う道具としても使われていたと言われる。
アルベルトゥス『鉱物書』では「ウィリーテース(ピュリーテースpyrites、火打ち石がなまったものと言われる)」と呼ばれた。
もし誰かがこの石をきつく握りしめるならば、それはすぐに彼の手に火傷を負わせる。
アルベルトゥス『鉱物書』
パイライトの効果・意味
パイライトは、強い邪気払いと保護力を持つ石と言われている。
持ち主を危険から遠ざけてくれるだろう。
他人の悪意や怨念などネガティブなエネルギーに対して、バリアを張るように守ってくれる力が強いと伝えられる。
戦う力を与える
パイライトは、知性と本能のバランスを整えてくれるだろう。
怒ったり混乱したりせずに戦う力を与えてくれるのだ。
そのため、駆け引きが必要な勝負事の際に強力なお守りになる。
賢い選択を導く
パイライトは、予知能力や冷静な判断力を高めるエネルギーがある。
誤った判断を防ぐため、危険な道を回避し賢い選択へと導いてくれるだろう。
意思が弱く、他人に流されがちな人にも、意思を強く持つためのサポートとしても効果的だ。
富を作り出す
パイライトは、自分の努力で富を作り出す能力をもたらしてくれると言われている。
自分でビジネスを始めたい人のお守りとしてもおすすめ。
自分の能力や価値を発揮できるように促してくれる。
パワーの特性
- グラウディング
- 危険回避のお守り
- 予知能力を高める
- 力のバランスを変える
- 犠牲心の緩和
- 分析力アップ
- 判断力アップ
- 集中力アップ
- 知性の本能のバランスと整える
パイライトはこんな時におすすめ
- ビジネスチャンスを掴みたいときに
- 悪意や怨念から心身を守りたいときに
- ハードワークを乗り切りたいときに
- 向上心を高めたいときに
- リーダーシップを高めたいときに
対応チャクラ
第3チャクラ
誕生石、星座、天体、数秘など
星座:牡羊座、獅子座
天体:火星
数秘:22
浄化方法、お手入れ
セージ、水晶、音
取り扱い時の注意
エリキシルなどへの使用禁止、酸化により変色する、水、湿気に弱い
鉱物データ
鉱物名 | 黄鉄鉱 |
英名 | Pyrite |
和名 | 黄鉄鉱(おうてっこう) |
化学組成 | FeS2 |
結晶系 | 等軸晶系、立方晶系 |
へき開 | 不明瞭 |
硬度 | 6〜6.5 |
光沢 | 金属光沢 |
産地 | スペイン、イタリア、ペルー、アメリカ、イタリアなど |
色 | 真鍮黄色 |
よく似た石 | 黄銅鉱、金 |