カルセドニー|意味、効果、伝承、鉱物データ

悪夢や不安を消し去り、人との縁をつなぐ石

カルセドニーの石言葉/キーワード

平和、旅行、守護、幸運、悪夢退散、安眠、憂鬱からの解放

カルセドニーの特徴

潜晶質の石英。
石英の亜種。

石英の微小な結晶が塊状に集まってできた石。

縞模様がある場合はアゲートと呼ばれる。

腎臓状やブドウ状、鍾乳状の塊で産出されることが多い。

ビーズやカメオなどの装飾品や印章などに加工されてきた。

珪酸(SiO2)を含んだ溶液が沈澱してできたものが一般的だが、大きく分けて3タイプに分かれる。

  1. 火山岩中の空洞部に珪酸を含む溶液が満たされて生成されたタイプ
  2. 堆積岩の割れ目に沈澱したタイプ
  3. 地層中に染み込み、多孔質の岩石や堆積物を固めているタイプ

堆積物を固めるとき、動物や植物の遺骸を置き換えることも。

ペトリファイドウッド(珪化木)も多くは木が化石となり、石英化したもの。

ギリシャの町カルセドンから産出されることから、ギリシャ語chalkedonから転じてChalcedonyになったという。

和名の玉髄は、石(玉)の空洞部が骨髄のように見えることから名付けられた。

色も、白、青、グレー、クリーム色などたくさんある。

その中でも特徴的なものは別名で呼ばれることが多い。

別名で呼ばれるカルセドニー

カーネリアン

クリソプレーズ

サード

ジャスパー

ブラッドストーン

クオーツ(石英)|意味、効果、伝承、鉱物データ アゲート|意味、効果、伝承、鉱物データ

カルセドニーの伝承・いわれ

青いカルセドニーは、古代ローマでは「レウカカテース」と呼ばれ、月の女神アルテミス(ディアナ、ダイアナ)に捧げられた。

ヨーロッパでは、古くから夜に出現する悪霊や幻覚、不安を追払い、悲しみを消すお守りとして使われてきた。

船乗りは溺死を防ぐお守りとして、航海に持参していたという。

また、枕の下に置いて眠ると悪夢を消し去り、夜の闇への恐れが軽減すると信じられてきた。

ヨーロッパだけでなく、メキシコのアステカ族のお守りとしてもカルセドニーは出土している。

カルセドニーの効果・意味

悪霊、幻覚、悲しみを追い払うとされていたことから、身につけるとネガティブな気持ちが晴れていき、穏やかな寛容さが生まれ、平和な気持ちになると言われている。

思いやりの心が豊かになるのだ、

周囲の人に対して慈愛に満ちた態度で接することができるようにサポートしてくれるだろう。

人との結びつきも強くしてくれる。

そのため、人間関係に悩む人のお守りに最適。

色や模様によって、効果や使い方が変わるので、詳しくは各項目を参照。

パワーの特性

  • 対人関係を円滑にする
  • 安眠
  • 悪霊やネガティブなエネルギーからの保護
  • 不安を軽減する
  • 魔除け

こんな時におすすめ

  • 悪夢を頻繁に見るときに
  • 旅行のお守りに
  • 人間関係を円滑にしたいときに

対応チャクラ

種類と色によって異なる

誕生石、星座、天体、数秘など

誕生石:5月、6月

星座:蟹座、射手座、山羊座

天体:水星、木星、土星

数秘:7

浄化方法、お手入れ

日光浴、セージ、流水、音、水晶

取り扱い時の注意

特になし

鉱物データ

鉱物名石英
英名agate
和名瑪瑙
化学組成SiO2
結晶系六方晶系(潜晶質系)
へき開なし
硬度6.5〜7
光沢ガラス光沢、蝋光沢、脂肪光沢
産地世界各地
種類による
よく似た石種類による

他の石も検索する

オンラインショップ鉱房らぶこ

ここはあなたがあなたでいられる場所