ムーンストーン｜意味、効果、伝承、鉱物データ

月の満ち欠けに同調し、愛を伝える石

ムーンストーンの石言葉/キーワード

女性性、母性、月の周期、バイオリズム、直感力、水、愛、若さ、守護、情緒の安定、愛情、感情の安定

ムーンストーンの特徴

「月長石」の仲間。
中には「曹長石」「斜長石」「氷長石」に属するものもあるが、今回は月長石について。
単斜晶系の小さい結晶が薄い板状に並び、これを磨くと光の屈折などの作用で月のような光を放つ。

シラー効果（白から青の月光のような光が出現すること）があり、特にムーンストーンに見られるものはアデュラレッセンスと呼ばれる。
これは性質の違う2種類の鉱物が交互に重なり合った部分に光があたり、内部で反射を起こしているためである。

鉱物らぶこ

ブルームーンストーンはペリステライト（灰曹長石）です。
別のページで解説しますね！

ムーンストーンの伝承・いわれ

ムーンストーンの鉱物上の性質から、月の満ち欠けによって大きさが変わると言われたり、満月の時に最も輝き、月が細い時期は鈍い光になると言われている。

古代ギリシャやローマの祭祀では、満月の際にムーンストーンを使って儀式を行った。

インドでは幸運を招く、聖なる石とされている。
そのため、販売時には黄色い布（黄色は特別に神聖な色とされている）に載せられる。
昔の農夫たちは豊穣を祈り、農具などにムーンストーンを吊り下げたと伝えられている。
また、恋人への贈り物としても非常に人気がある。
満月の時に、ムーンストーンを口に含むとこれから起こる幸運や不運を読む力を授けられると信じられている。

ヨーロッパでは、ムーンストーンの光が暗闇を照らし、道に迷わないようにしてくれるとして、旅人の石としても知られている。

ムーンストーンの効果・意味

ムーンストーンは、女性特有の不調や、情緒を安定させる効果があると言われる石。

月は女性の象徴。

体内の水分やホルモンは月の満ち欠けの影響を受けやすい。

そのため、繊細な女性のサイクルに働きかけ、ホルモンバランスや情緒を安定させる効果があると言われている。

落ち着きと穏やかさをもたらす

ムーンストーンは、落ち着きと穏やかさをもたらしてくれる。

気分の不安感やイライラなどを和らげてくれる効果があると言われている。

心身が安定することで、若さや美しさを保つ、アンチエイジングの効果も期待できるだろう。

子宝のお守りに

ムーンストーンは、子宝のお守りにもなる石。

妊娠や出産に関する不安やトラブルを軽減してくれると信じられている。

子どもやインナーチャイルドを守る

また、子宝のお守りとしてだけでなく、子どもやインナーチャイルドを守る石でもある。

悪夢を追い払い、よく眠れるように助けてくれるだろう。

1人で眠るのが怖い日に寝室に置くといいと言われている。

また、インナーチャイルドの癒しやトラウマの解消にも効果があるとも。

自分の心の中の傷を癒してるだろう。

女性だけでなく、男性にもおすすめ

ムーンストーンは、女性だけでなく、男性にもおすすめの石。

男性の感性や優しさを引き出してくれるだろう。

愛情面についても、愛を伝えるサポートをしてくれる。

相手の気持ちや立場を理解し、対話や協力を促してくれるのだ。

直感力や潜在能力を高める

ムーンストーンは、直感力や潜在能力を高めるとも言われる。

将来への見通し、未来予知、宇宙の意識と繋がりやすくなるため、占いや霊視をする人にもおすすめ。

ムーンストーン6石エキゾチックリング※ホワイトゴールドではお作りできません。 誕生石 6月

パワーの特性

• 自分の心の満ち欠け（浮き沈み）を客観視させる
• 女性性の向上
• トラウマ、インナーチャイルドの癒し
• 未来予知

ムーンストーンはこんな時におすすめ

• 恋人ともっと寄り添いたい、共有したい気持ちが強い時
• カップルの絆を深めたい時
• 遠距離恋愛中の時
• 不安や恐れを鎮め、感情を穏やかに安定させたい時
• インスピレーションを高めたい時
• 満月前後の不調や月のリズムの影響を受けている時
• 緊張を緩和したい時

対応チャクラ

第2チャクラ、第3チャクラ、第8チャクラ

誕生石、星座、天体、数秘など

誕生石：6月、8月

星座：蟹座、天秤座、蠍座

数秘：2

天体：月

浄化方法、お手入れ

月光浴、日光浴、流水、香り、音、水晶など、基本的にどの浄化方法でも○

特に月光浴がおすすめ。
満月の夜に一晩外に置くか、月の光が入る窓辺に置くと◎

取り扱い時の注意

傷がつきやすいので注意。

鉱物データ

他の石も検索する