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自由な発想で幸せをもたらす、オーストラリアの石
オパールの石言葉/キーワード
才能開花、クリエイティブ、創造性、希望、疲労回復、喜び、幸運
オパールの特徴
石英の成分に水が結びついてできる。
珪酸の微球の粒子が水中の岩の隙間などに堆積し、形成される。
水分が多く、非常に柔らかい硬度を持つ。
珪酸球の並び方が規則的なものはインデレッセンス効果(遊色効果)をもち、虹色に輝く。
上記のように輝くタイプをプレシャスオパール、遊色効果を発しない赤から黄色のオパールをファイヤーオパール、きらめかないもので研磨剤や断熱材にも使われるものをコモンオパールと呼ぶ。
コモンオパールは宝石としての価値はほとんどないが、アクセサリーとして人気を呼んでいる。
非晶質(結晶しないもの)であるため、厳密には鉱物ではなく「準好物」だが、国際鉱物学連合ではオパールを正式な鉱物としている。
オパールの語源は、サンスクリット語で宝石を意味するUpalaやギリシャ語で目を意味するOpthlmus、ラテン語のOpalusなど、いくつか諸説がある。
和名、中国語名は蛋白石(たんぱくせき)
これはきらめかないオパールの質感が、ゆで卵の白身に似ていたことに由来する。
宝石としてのオパールのほとんどがオーストラリア産であり、オーストラリアの国の宝石としても有名。
まれに化石がオパール化することがある。
アンモナイトや生き物の歯や骨の化石がオパールに置き換わるのだ。
オパールの伝承・いわれ
プリニウス『博物誌』、オルフェリウス『リティカ』、アルベルトゥス『鉱物書』ではそれぞれ別の名称で呼ばれていたが、全ての書物で「この石の光の美しさは目に眩しいほど」と表現されていた。
古代の民族は、この石に魔術的な力があると信じ、希望を象徴する輝きから幸せを招くお守り石として崇拝されていたと言われている。
中世ヨーロッパでも同様に魔術的な力があると信じられていたが、近世になった頃から「不吉な宝石」と呼ばれるように。
ベネチアではペストに感染した人がオパールを身につけると、輝いたあとに曇ると死ぬと噂されていた。
また、オパールの輝きで自分の姿を消すことができると言われ、「盗賊の守護石」という異名も持っていた。
古くは眼病の治療に用いられた。
視力を回復して、心臓、肺、血液の不調を改善する力があると伝えられている。
オーストラリアのアボリジニの伝説では、創造神が大地にはじめて足をおろしたときに、岩が虹色になりオパールに変わったという言い伝えがある。
オパールの効果・意味
オパールは、明るいエネルギーに満ちたパワーストーン。
この記事では、オパールのパワーと効果について詳しく紹介していく。
心身の疲労回復と自立
オパールは、各チャクラに働きかけ、心身の疲労回復を促し、あらゆる苦痛を緩和させてくれるといわれている。
希望や救いがないと思う感覚を解消させ、自立を促すサポートにいい。
自分の力で問題を乗り越えることができるようにも。
落ち着きと安眠
オパールは、良い夢の石。
よく眠れなかったり、繰り返し嫌な夢を見るときに、落ち着きと安眠をもたらしてくれるだろう。
心の平穏を保ち、ストレスや不安を和らげる助けになる。
スピリチュアルな力の開花
オパールは、スピリチュアルな力を自然に開花させてくれる。
霊感、直感力を高め、意識を向上させるサポートに。
瞑想のときに特に力を発揮する。
自分の魂の声に耳を傾けることができるようになるだろう。
創造性と才能の引き出し
オパールは、創造性を高め、才能を引き出すとも言われている。
他人の意見に左右されない、自由な発想力で自分を解放できるようにしてくれるだろう。
特にアーティストなどクリエイティブな仕事をしている方におすすめ。
固定観念や従来の価値観から脱し、新しいアイディアをもたらしてくれるはずだ。
パワーの特性
- 創造性を高める
- 内面の才能を引き出す
- 自由な発想力
- 自分を解放する
- 人生に喜びをもたらす
- 視野を広げる
- 従来の価値観を手放す
- 自由の象徴
- 憂鬱からの解放
- 体を元気付ける
オパールはこんな時におすすめ
- クリエイティブな才能を発揮したいときに
- 心身が疲れているときに
- 前向きな気持ちになりたいときに
- 隠れた才能を見つけたいときに
- 他人の意見に振り回されやすいときに
- 「こうでなければならない」という固定観念や価値観が息苦しいときに
対応チャクラ
第4チャクラ、第5チャクラ、第6チャクラ、第7チャクラ、第8チャクラ(全身のチャクラに作用するという説も)
誕生石、星座、天体、数秘など
誕生石:10月
星座:蟹座、天秤座、蠍座、魚座
天体:木星
数秘:2
浄化方法、お手入れ
流水、セージ、音、クラスター
取り扱い時の注意
直射日光厳禁。熱するとひび割れるため、高温注意。
鉱物データ
鉱物名 | オパール(opal) |
英名 | opal |
和名 | 蛋白石(たんぱくせき) |
化学組成 | SiO2•nH2O |
結晶系 | 非晶質(結晶しない) |
へき開 | なし |
硬度 | 5.5〜6.5 |
光沢 | 樹脂光沢、真珠光沢 |
産地 | オーストラリア、メキシコ、ブラジル、エチオピア |
色 | 白、黄、水色など |
よく似た石 | オーパライト、シンセティックオパール(どちらも人工石) |