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ソウルメイトを引き寄せる魔除けの十字架
スタウロライトの石言葉/キーワード
強い保護力、魔除け、結束、ソウルメイトを引き寄せる、人間関係改善
スタウロライトの特徴
十字石に交わる結晶が特徴的なスタウロライト。
スタウロライトの「十字形」から、キリスト教を信仰する国で珍重された。
名称はギリシャ語の「stauros(十字)」から。
単斜晶系の柱状結晶が90°で交わった十字状、もしくは60°の角度で交わったX字状のもので産出される。
1本の結晶で産出することも。
広域変成岩や接触変成岩の中に産出する鉱物。
マスコバイトやカイヤナイトなどを伴って産出する。
形成される温度と圧力条件が限られている。
日本でも愛知県や富山県で産出例があるが、X字状のものが多く、はっきりした十字状のものはあまり出てこない。
スタウロライトは別名「クロスストーン」と呼ばれることも。
同じく「クロスストーン」「十字石」の愛称を持つキャストライトという石もある。
キャストライトはアンダリュサイトという鉱物の変種。
スタウロライトとは別の鉱物である。
鉱物標本として人気が高い。
そのため、スタウロライトを模した粘土の置物などが売られていることがある。
買う際には注意が必要。
アクセサリーとして形を変えて加工するよりも、結晶の形そのものを楽しむ鉱物である。
スタウロライトの伝承・いわれ
フェアリーティア(妖精の涙)やフェアリークロス(妖精の十字架)とも呼ばれる。
アメリカ・バージニア州パトリックでは、イエス・キリストが磔刑に処された際に、大地の妖精や天使たちの涙が結晶化してスタウロライトになったとの伝承もある。
古代からお守りとして珍重されていた。
特にキリスト教圏では、中世の十字軍兵士のお守りになったり、洗礼式に用いられたりしていたようだ。
十字軍の遠征時のお守りだけでなく、アメリカのルーズベルト大統領も旅のお守りにしたという。
スタウロライトの効果・意味
スタウロライトは、強い保護力があり、ネガティブなものに対して盾になると言われる石です。 十字の先端部分をなでると、魔法のエネルギーをもたらすと信じられています。
争いや暴力を鎮める
スタウロライトは、争いのエネルギーから守ってくれるため、暴力的なこと、怒り、激しい感情などを鎮めてくれる効果があると言われている。
魔除けにもおすすめ。
悪夢を追い払う効果もあるため、安眠にも役立つだろう。
苦しみや寂しさを癒す
スタウロライトは、病気の時や大切なものを喪失した時の苦しみを慰めてくれる石。
また、誰かに寄り添って慰めてくれる人、他の人の負担を肩代わりする人のことも助けてくれる。
そのため、看護や介護など、寄り添いと忍耐力が必要な職業についている人におすすめ。
ストレスや依存を軽減する
スタウロライトは、ストレスの軽減と、忍耐力を高めてくれる効果があると言われている。
禁煙したい人にもおすすめ。
吸いたくなったら、普段タバコを持つ手でこの石を握ると落ち着くと言われている。
結晶の角度による効果の違い
スタウロライトは、結晶の交わる角度で持つエネルギーが変わる。
十字(90°)で交わっているものは、神への入り口を象徴。
天と地を結びつけるように、二つのものを結びつけ、新しい価値を生み出す力があると伝えられている。
ソウルメイトと出会うように導いてくれたり、周りの人間関係を神聖なものへと導いてくれるだろう。
X字(60°)で交わっているものは、エックス字が境界線をあらわす。
自分にとって不必要な人や出来事を遠ざけるエネルギーがある。
パワーの特性
- 強い保護力
- 強力な魔除け
- 忍耐力アップ
- 悲しみにくれる人の心に寄り添う
- 誰かに寄り添う人のことを助ける
- ソウルメイトを導く
- 二つの違うものを結びつける
- 新しい価値を創る
こんな時におすすめ
- ソウルメイトを引き寄せたいときに
- 不運を遠ざけたいときに
- 誰かをケアする仕事をするときに
- 大切なものを失ったときに
- 自分にとって不必要な人と縁を切りたいときに
対応チャクラ
第0チャクラ、第1チャクラ
誕生石、星座、天体、数秘など
星座:蠍座、魚座
天体:冥王星
数秘:5
浄化方法、お手入れ
日光浴、月光浴、セージ、水晶
取り扱い時の注意
流水による浄化は避ける
鉱物データ
鉱物名 | スタウロライト(十字石) |
英名 | Staurolite |
和名 | 十字石 |
化学組成 | (Fe2+,Mg,Zn)2Al(Si,Al)4O22(OH)2 |
結晶系 | 単斜晶系 |
へき開 | 一方向に明瞭 |
硬度 | 7.5 |
光沢 | 樹脂光沢に近いガラス光沢 |
産地 | ブラジル、アメリカ、カナダ、ロシア、ザンビア、スコットランド、スイス、マダガスカル、コートジボワールなど |
色 | 暗い褐色 |
よく似た石 | アンダリュサイトの変種 |