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20世紀に発見された、世界三大ヒーリングストーンの一つ
スギライトの石言葉/キーワード
浄化、癒し、守護、順応、治癒、永久不変の愛、ヒーリング、宇宙意識への進化
スギライトの特徴
珪酸塩鉱物。
ナトリウムやカリウムなどを含む。
1944年、愛媛県岩城島に分布している「エジリン閃長岩」の中に淡い黄褐色の小さな結晶が発見された。
発見したのは九州大学の杉健一氏と久綱正典氏。
当初はユーディアライトのような鉱物として発表された。
その後、イワキライト(岩城石)と呼び、オースミライト(大隅石)やミラライト(ミラー石)系統の鉱物と推定されていた。
最初に発見されてから30年後の1976年、村上允英氏らの研究により、新しい鉱物だと認定され、村上氏の師であり発見者である杉教授の名前にちなんで命名された。
1980年、南アフリカのウェッセル鉱山から、マンガンを含んで紫色のスギライトが発見され、同種のものと判明。
一般的なイメージの紫色のスギライトは、マンガンを含む変種。
この紫色もだんだんと流通量が減り、希少価値が上がっている。
実際は赤紫・紫・ピンク・黒・褐色・灰色・灰緑色など、多彩なカラーバリエーションがある。
アメリカで宝石としての人気が高まり、日本にもアメリカからスギライトが輸入されるようになった。
Sugiliteを「スジライト」と発音するため、日本人は当初はこの宝石が日本人の名前「杉」に由来するものだとは気づかなかったという。
スギライトの伝承・いわれ
20世紀に発見された新しい鉱物のため、古典的な伝承は今のところ見当たらない。
一説にはスギライトの発見は、人類全体の魂が成長したからだと言われる。
スギライトの効果・意味
スギライトは、世界三大ヒーリングストーンのうちの一つと呼ばれるほど、強い癒しと保護の力を持つ石。
自然治癒力を引き出してくれると言われている。
色による効果の違い
スギライトには、明るい色のものと色の濃いものがある。
明るい色のものは、心の傷を癒し、ネガティブな感情や孤独感を解消してくれる傾向が強い。
色の濃いものは、ネガティブな感情や怨念、霊、環境などから持ち主を強くガードしてくれる傾向が強い。
その強さから、人によっては「合わない」と感じる場合もある。
創造性と直感を高める
スギライトは、創造力やひらめき、直感を高めてくれる石。
クリエイティブな仕事や芸術に関わる人にもおすすめ。
人との関係を良くする
スギライトは、不特定多数の人と会う職業の人や、人の念に影響を受けやすい人にもいい。
また、誰かをサポートする力ももたらしてくれるため、特に看護師、介護職、カウンセラーや占い師などにも適している。
霊的な成長もサポートしてくれるだろう。
依存を抑える
スギライトの癒しの力は、あらゆる依存(ギャンブル、アルコール、食べ物、買い物、恋愛など)を抑えてくれる効果もあるとされている。
自分の本当の幸せを見つけるサポートをしてくれるのだ。
永久不変の愛を象徴する
スギライトは、その強い癒しの力は永久不変の愛を象徴すると言われている。
この愛は特定の誰かに対する愛というよりも、博愛という方が近い。
健やかな時も病める時も関わりを強め、前向きな関係になるようにサポートしてくれるだろう。
身の回りの人間関係を愛で満たしてくれるのだ。
恋愛運をアップする
マゼンタやピンク色のスギライトのジュエリーを身につけると、自分と同じ性格の人や一生に一度の恋を引き寄せてくれるという効果があるという。
また、人間本来の素晴らしさを信じられるようになる効果も。
現実とスピリチュアルのバランスを保つ
スギライトはスピリチュアル的な要素にクローズアップされがちだが、現実とスピリチュアルのバランスを保つエネルギーも持っている。
現実的な問題にも対処できるようにサポートしてくれるのだ。
パワーの特性
- マイナスエネルギーを遮断
- ストレス解消
- 創造性アップ
- 霊的な成長を促す
- 癒し
- 永久不変の愛
- 高次元
- 感情の浮き沈みを抑える
- 環境の変化に順応させる
- ショックな出来事などから魂を守る
スギライトはこんな時におすすめ
- 霊性を高めたいときに
- ネガティブなものから心を守りたいときに
- 創造力を高めたいときに
- 依存を克服したいときに
対応チャクラ
第4チャクラ、第7チャクラ
誕生石、星座、天体、数秘など
星座:牡牛座、乙女座、水瓶座、魚座
天体:木星
数秘:33
浄化方法、お手入れ
月光浴、流水、セージ、音、水晶
取り扱い時の注意
特になし
鉱物データ
鉱物名 | 杉石(スギライト) |
英名 | Sugilite |
和名 | 杉石(すぎいし) |
化学組成 | KNa2(Fe2+,Mn2+,Al)Li3Si12O30 |
結晶系 | 六方晶系(粒状集合体) |
へき開 | 一方向に不明瞭 |
硬度 | 5〜5.5 |
光沢 | ガラス光沢 |
産地 | 南アフリカ共和国、イタリア、オーストラリア、カナダ、インド、日本 |
色 | 紫色、赤紫色、ピンク色、淡い黄褐色、黒、褐色、灰色、灰緑色など |
よく似た石 | ソグド石 |